使い方

「どこから」は、全国の市区町村・都道府県についてどこから人が来て、どこへ人が出ていったかを地図上のフローで見る無料ツールです。年齢階級・性別・年次で絞り込めます。データは総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」(e-Stat API)です。

1. 地域を選ぶ

  1. 右パネルの「都道府県」で県を選びます。県を選ぶと、他の46都道府県との純移動が表示されます。
  2. 「市区町村」で市区町村を選ぶと、その自治体の純移動に切り替わります。政令指定都市は市全体と区のどちらも選べます。
  3. 右パネルの上位フロー表で相手先の名前を押すと、その地域に切り替わります。
  4. 地図はその地域と隣接県が入る範囲に自動で移動します。ドラッグで移動、ホイールかダブルクリックで拡大できます(Shift+ダブルクリックで縮小、Shift+ドラッグで囲んだ範囲を拡大)。動かした後は「表示をリセット」で戻せます。
  5. 都道府県ごとにページが分かれています(/pref/13 など)。トップページ下部の一覧から直接開けます。
  6. 右パネルは「パネルを隠す」で畳めます(広い画面のみ)。地図を大きく見たいときに。
  7. パソコンでは地図の左上の「操作のヒント」(または「?」キー)で、マウスとキーボードの操作を一覧できます。キーボードでは、年次バーで ← → キーを押すと前後の年に、年齢・性別構成の行で Enter キーを押すとその年齢で絞り込めます(Shift+Enter で範囲)。

2. 年・年齢・性別で絞る

  • 年: 上部の年次バーをクリック。データがある年だけ選べます(市区町村は 2014年〜最新年)。
  • 年齢階級: 10歳階級(0〜9 … 50〜59 / 60歳以上 / 不詳)。都道府県と21大都市では 2018年以降について5歳階級(0〜4 … 90歳以上)にも切り替えられます。下限と上限を選ぶと「65歳以上」「20〜34歳」のような範囲でも見られます。右パネルの年齢・性別構成(人口ピラミッド)の行をクリックしても絞れ、パソコンでは別の行を Shift+クリックすると範囲になります。
  • 性別: 総数・男・女。
  • 国籍(都道府県・5歳階級のみ): 移動者計・日本人・外国人。
  • 年齢・性別構成(人口ピラミッド): 右パネル下部で年齢・性別ごとの転入と転出を並べます。「移動」(実数)のほか、その年齢・性別の住民人口で割った「対人口比」(‰)と、比較用の「住民人口」に切り替えられます。小さな自治体でも、規模の違いを均して見られます。

3. 地図の読み方

要素意味
青い帯・記号「>」転入超過。相手先 → 選択地域の向きに流れます
赤い帯・記号「>」転出超過。選択地域 → 相手先の向きに流れます
帯の幅・記号の数と大きさ純移動(転入 − 転出)の人数。多いほど太く・多く・大きく
行き先で広がる輪記号「>」が行き先に届いたしるし。大きな流れほど次々に届きます
点線の端(市区町村役場・都道府県庁の位置)。名前は重ならない範囲で表示し、拡大すると増えます
地域の塗り選択地域から見た収支。青=転入超過、赤=転出超過、灰=均衡
ピンク選択中の地域

線は1組の地域につき1本で、向きは純移動の符号で決まります。赤=悪い、という意味ではありません。地域や帯にマウスを重ねると、純移動と転入・転出の人数が出ます。凡例は地図の右下、数値は右パネルの上位フロー表と年齢・性別構成でも確認できます。上位フロー表は転入超過・転出超過それぞれ上位5件を表示し、6位以降は「6位以降を表示」で開けます。

4. 相手先の粒度(県内・県外・遠方)

市区町村を選んだとき、相手先は距離に応じて3つの粒度に分かれます。

相手先粒度描画
同じ都道府県内市区町村各市区町村の役場の位置へ
地図の表示範囲内の他県都道府県県庁の位置へ
表示範囲の外にある隣接県都道府県画面端のその方角のスタブへ(単独)
表示範囲の外のその他地方ブロック(東北・関東・近畿 など)画面端のその方角のスタブへ

隣接県はブロックにまとめません。まとめてしまうと、いちばん大きな流れが名前を失うためです。たとえば唐津市(佐賀)の「九州沖縄」は中身が実質「福岡」で、九州の残りは逆向きでした。分けることで両方が読めます。

個別に描いている県はブロック集計から除き、ラベルに「近畿(兵庫を除く)」のように示します。地図を動かすと集計し直します。画面端のスタブは数値が読みにくいので、右パネルの「画面外の相手先(スタブ)」に一覧としても出しています。

5. 共有する・画像や動画にする

右パネルの見出しの横にある「共有・保存」ボタンを押すと、次の操作をまとめて選べます。

  • リンクをコピー: URL に地域・年・年齢・性別が入っているので、そのまま人に見せられます。共有用の URL は /pref/13?... の形になり、SNS に貼るとその都道府県の画像が出ます。
  • Xで共有: 表示状態つきの URL を X の投稿画面に渡します。
  • 画像を保存・動画を保存: 地図を PNG 画像、または流れのアニメーション(5〜30秒)の MP4 動画としてブラウザ内で生成します。比率は正方形・縦・横から選べます。タイトルと凡例、出典クレジットは自動で焼き込まれます。作成中は白地図・既定の表示範囲に切り替わり、終わると元に戻ります(PC のみ)。

地図の下地は白地図(塗りと境界だけ)が既定です。地図左上の「地理院地図にする」で地理院地図の下地に切り替えられます。

流れの記号「>」は常に動いています。OS の「視差効果を減らす(prefers-reduced-motion)」を有効にしている場合は停止します。

6. ランキングを見る

ヘッダーのメニューの「ランキング」で、転入超過・転出超過の順位を見られます。

  • 3種類: 都道府県(47都道府県の転入超過・転出超過)、市町村の転入超過数の上位100、市町村の転出超過数の上位100。
  • 年: 2020年以降の各年。最新年のほか、過去の年のページもあります。表の「前年から」は前年の同じランキングからの順位の変化です。
  • 数える人の範囲: 総務省の公表や報道に合わせて、都道府県は外国人を含む移動者、市町村は日本人移動者の数で並べます。もう一方の数と順位も同じ行に載せています。
  • 率: 純移動をその地域の住民人口(翌年1月1日現在)で割ったものです。
  • 地図へ: 地域名を押すと、その地域の流れを地図で開けます。地図の市区町村の数字は外国人を含む移動者なので、市町村のランキングの数字とは少し違って見えます。

7. データの注記

定義の変更(2018年)や境界データとの不一致など、読み方に影響する事項はデータについてと、地図画面の「データについての注記」にまとめています。地域固有の代用(合併・区の再編など)がある地域を選ぶと、右パネルの上部に「この地域のデータの注意事項(件数)」が表示され、押すと内容を確認できます。機能の追加やデータの更新は更新履歴に掲載しています。

運営

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